最近DIYが流行っている事から、安易に私も俺もDIYしたい、リフォームをしようかなと考える方も多いかと思いますが、満足いくリフォームをする為には目的を明確にしてリフォームに取り組む事が大切になってきます。
リフォームをやろうと考えて家族間で話し合いをしている際、「本当は壁紙を張り替えたいけれどもお風呂もついでだからリフォームしようか」と他の箇所もリフォーム対象にする事が多々ありますが、予算等に限度が当然あると思いますのでリフォーム箇所の優先順位を決めておく事が大切になります。
リフォーム箇所を決める際、重要な点は「急いでリフォームをしなくてはいけない場所」「今やらなくても生活に支障がない場所」等、見極める事が大切になります。
こうした点を見て決めて行く事で、リフォームを成功させる事が可能になります。
【生活に支障をきたす箇所】
屋根が雨漏りしている、お風呂のタイルが剥がれていて入っていて危ない、給湯器等の設備が故障している、窓ガラスが破損している等、放置しておく事で生活に支障をきたす様な場所はリフォームの優先順位が高い箇所になります。
生活に支障をきたす様な緊急性が高い箇所は、他の箇所にも影響している場合が有りますので、調査を含めて見直してもらう等、早めの対策が必要になります。
そうする事で、最終的にコスト軽減にも繋がってくる事と考えられます。
【安全面に懸念が有る箇所】
耐震補強工事は大きなリフォーム箇所の1つになると思います。
ご自身の住宅が耐震補強されているか、どんなところにリフォームが必要なのかを調査してもらって、緊急性が高い箇所からリフォームをしていくと良いと思います。
更に古い住宅ではお風呂の脱衣所と浴室の温度差が有り過ぎて、ヒートショックを起こす危険性が潜んでいる箇所となります。
断熱性を高めると言うリフォームを行う事で、命を守る事にも繋がります。
【ライフスタイルに応じた箇所】
家族が成長するにつれて、部屋の使い方が変わってくると思います。
その際、収納を作ったり導線を工夫したりと今のライフスタイルに合わせた部屋作りをする様にリフォームをすると言うのも良いと思います。
この様に単にリフォームをすると言うのではなく、目的を持って何を優先順位にするかによって決めていくと良いと思うのです。